【書評】「トップ1%に上り詰めたいなら、20代は”残業”するな」

この記事は約4分で読めます。

こんにちは!

今回山口周さん著書の「トップ1%に上り詰めたいなら、20代は”残業”するな」について感想と学びを書いていきます。


トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな(大和出版)【電子書籍】[ 山口周 ]

みなさん山口周さんはご存知でしょうか?

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのかという著書の筆者の方といえば多くの方もご存知ではないでしょうか。

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 [ 山口周 ]

そんな山口周さんが書かれた本で、20代でバリバリ働くビジネスマンの方ならすごく惹かれるタイトルでもある「トップ1%に上り詰めたいなら、20代は”残業”するな」について書評をしていきます。

こんな人に読んで欲しい

20代のビジネスマン、特に毎日残業も多く働き詰めな毎日を送っている人はぜひ読んで欲しい内容になっています。もちろん働き詰めではないビジネスマンの方にもオススメですし、広くいうと社会人を控えている直前の大学生や20代のビジネスマンにももちろんオススメの内容となっています。

感銘を受けた部分

あえて内容を解説するようなこはせず、個人的に感銘を受けた部分について解説と個人的なネクストアクションまで繋げていきます。

①何か重大なことを決めるとき、人の意見やアドバイスにあまり意味はなく、あくまで判断に必要な情報取得の為の位置付けで意見やアドバイスをもらうようにする

個人的にめちゃくちゃ大事な考え方だと思ってます。

人の意見にはその人の価値観やこれまでの経験が大きく影響しています。
その意見を求めている人と全く同じ価値観、同じ経験や同じ目標を持っているなんてことはありえませんよね。

なので人の意見はあくまでその人の考えなだけであり、その人の意見が絶対に正しいことなんてないんです。

やはり最後決断するのは自分の頭でしっかり考え抜いて決断することが大事です。

人って自分で決断することを恐れる傾向にあると思います。
誰かの意見に頼りたくなる弱い生き物なんです。

僕の友人にも就職先の企業選びを中の良い先輩に助言をもらって、その意見を鵜呑みにしてなんとなくで決めた友人がいます。

友人は今その企業に就職して4年が経ちますが毎日本当に辛そうです。
その仕事や企業についてしっかりと調べてなかったこともあり、入社後の大きなギャップに苦しみ、なんとか毎日生活を送っているうちに気づけばもう間も無く社会人5年目。

その企業でしか活用できないスキルだけがついていき、転職活動をするにも苦戦続き。

もっと自分の頭で考えると言うことをしていれば結果も変わってきていただろうし、
自分の頭で考える力が身につき転職活動の時のパフォーマンスも変わってきた可能性すらあります。

それぐらい自分の頭で考えて最後は自分で決断することが大事だと言うことがわかります。

②スジのいい仕事に取り組む

スジのいい仕事とは、成長につながるor評価に繋がるのどちらかに当てはまる仕事のことです。

なるべくスジの悪い仕事(上記に当てはまらない仕事)は切り捨てることが大事です。

社会人になって思うのが、気をつけておかないと目の前の仕事に忙殺されて、全ての仕事に真面目に取り組んでいるなんてことが当たり前のように起きます。

みなさんも少し振り返えっていただくと、スジの悪い仕事に忙殺されてしまったことってたくさんあるんじゃないでしょうか?

上司やお客さんの思いつきで振られた仕事(言ったことすら覚えてない仕事)や成長につながらず誰からの評価にもならない仕事など思い返せばたくさんあるはずです。

そういった仕事をいかに切り捨て、スジのいい仕事に取り組むかの意識をまずは持っていくことが大事です。

③スジのいい努力をする

②に付随して、努力にもスジの良い悪いがあります。

ここでいうスジのいい努力とは、方向がいいor方法がいいのどちらかです。

方向がいいとは、自分の適正やキャリアの方向で努力の内容が一致する。

方法がいいとは、努力が効果的に自分の技量や知識の向上に繋がる。

これも②と一緒で気を抜くと努力していることに満足感を覚えてしまい方向や方法が蔑ろになりがちです。②と同じく意識をまず持っていくことから初めていきましょう。

まとめ

個人的に読んだ後は貴重な20代を本当に大事に、一生懸命過ごそうと思えた本でした。

20代のビジネスマンの方はぜひ手にとってみてください!


トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな(大和出版)【電子書籍】[ 山口周 ]

コメント