大学卒業後、日経大手人材系企業に入社。営業職で3年間勤めたのちに、それなりに成果も残せたので、意識高く人材系ベンチャー企業に転職。転職活動やベンチャー企業への転職経験から様々な学びがあったので、そのあたりについて話していこうと思います。今から転職しようと考えている人、転職活動中の人にとっては参考になる記事になっています。
まずは簡単に僕の経歴について
新卒で日経大手人材系企業に入社。3年間法人企業相手に、当時飛び込み営業はもちろん電話営業を駆使しながら新規顧客の開拓から始まり、既存顧客への深耕営業と求人広告の営業をメインに従事していました。運も味方してある程度成果も出るようになり、仕事も3年間続けるとだいぶ慣れてきてマンネリ化してきていました。3年目になった夏頃、自分の市場価値を測ってみようなんていう軽い気持ちで転職活動を始めると、隣の芝がとてつもなく青く見えてしまい、転職への思いがより一層強くなりました。それと同時に仕事のやる気は日に日に無くなり、モチベーションは0を通り越してマイナスに。自分の中では転職する以外の選択肢は絶対にありえない心境になりました。そこから怒涛の転職活動を開始。日々自己分析や面接をこなす中で、自分の軸も定まりだしベンチャー企業への転職を決意。（この辺りは別途詳しく書きます）社会人4年目になるタイミングでベンチャー企業へ転職しました。
転職活動での学び
転職活動を通じて1番の学びは、「いかに頭を使って仕事をしてきたか」をひたすらに問われるということ。僕の場合は、求人広告や人材紹介サービスを使っての転職活動だったので口説かれるみたいなことは一切なく（ただの実力不足の可能性も大）基本的には全ての会社から「こいつはどんなやつでどんなことができるんだ？」と言った疑いの目から入られていました。
10社以上の企業と面接を繰り返す中で（エントリー数で行くともっと）、一番感じたのが冒頭でも伝えている「いかに頭を使って仕事をしてきたか」をひたすら問われ続けることです。個人的には結果を何よりも重視されるんだろうとばかり思っていたのですが、決して結果だけが全てではなく、結果を出すためにどんなことを考え、どんな試行錯誤を行ったのかと言った、結果までの行動や思考を深ぼられることが非常に学びになりました。裏を返せば、結果が仮に出ていなかったとしても、結果を出すために行った過程を評価してくれる企業は多数いるということです。（もちろん結果が出ている方がエントリーシートの通過率や面接での評価点には間違いなく直結します。現職で結果は何よりも重視して取り組むべきではあります。）
職種にもよると思うんですが、営業職とかだと意外と運の要素でドガっと売れてしまうみたいなことがよく起きうる世界だと思っています。実際僕の前職でも先輩社員からの引き継ぎで、大口な取引先を引き継いだことにより一気に営業成績が跳ねなど、どこまでその営業マン個人の成果なのかは定かではなく、成果が出るみたいなシーンはよくありましたし、実際僕もその恩恵を受けている側の人間です。
おそらく面接の中でも、結果が出ていることは果てして運が良かったからなのか、努力が実った結果なのかを見極める観点で「頭を使ってどこまで仕事をしてきたか」を深掘り聞いてくるんだと思います。
仕事なんて、キリがないぐらい頭を使って仕事をできる場面でありふれていると思います。
結果にこだわることはもちろん、結果に至るまでの過程や自分の中でのこだわり、考え抜いて仕事をする、そんな部分が転職市場では評価されることを初めての転職活動で学ぶことができました。
転職後の学び
そんなこんなで丸々3年間働いた会社を退職し、新たな会社に無事転職。
転職して現在半年ほど経つのですが、転職後の学びについて簡単に話していきます。
①自分の思っている以上に世界は広い
転職して一番感じたのはこれですね。
当たり前なんですが、会社が変わるだけで、働く人のタイプが違えば、バックグラウンドも違ったり、
文化も制度も何もかも違う。特に前職は新卒採用の文化が根強い会社だったので、特にギャップはあったのかなと思っています。
入社して何もかもが違いすぎる。
こんな異文化な会社があったのか、それだけで自分がこれまで見ていた世界はほんの一部だったんだなということを改めて思い知らされました。
文化や社風だけでなく、今の会社がめちゃくちゃ優秀な方が多く、こんなにも優秀な人たちが多く在籍している会社ってあるんだっていう部分でも世界の人さを感じたりしました。
この辺りの話も追って書いていきたいなと思っておいます。
②新卒で入る会社は大事
二つ目に感じたのがこれ。
やっぱり社会人になって1社目の会社での経験や学びは、社会人人生の基盤になってくるなと転職して実感しました。中途採用ともなると新卒社員ほど手厚い研修をしてくれるような会社はほとんどなく、これまでの学びがベースとなってそこに上積みで知識やスキルをたけめていくといったやり方が一般的だと思います。どれだけ新卒で入社した会社でスキルや思考を鍛えてこれたかが、中途で入社した時にスムーズな立ち上がりができるのか、活躍へのスピード感などに影響してくるなとすごく実感しました。
今の時代新卒で入社した会社で一生勤め上げることって厳しい時代になってきている中で、おそらくこのブログ読んでくれている方も既に転職していたり、転職をしようと考えておられる方達だと思います。現職や1社目の会社選びの際は、ベースとなるスキルを高めておくと転職した後に諸々メリットがあると思います。
まとめ
色々書いてきましたが、結論転職して悔いはないです。
正直、前職だったらこんな感じだったよなとか、今頃こんな感じだったのかなとか、
思い返すことはあったりするんですが（決して嫌になって転職したわけではないです）、
転職活動と、転職をしたことによっていろんな学びや気づきを得れて、人間としての成長にもビジネスマンとしての成長にも繋がったと思っております。個人的には、環境を変えることが1番の自分を変えていける方法だと考えているので、是非皆さんもやらずして後悔ではなく、やって後悔する、そんな意識で行動していただければと思います。
それではまた！
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